コーティング車の洗車は「水洗い」が基本ですが、汚れが付着した場合はカーシャンプーで洗車するのがおすすめです。しかし、カーシャンプーの種類によってはコーティング被膜を溶かすことがあるため注意が必要です。
そこで今回は、コーティング車におすすめのカーシャンプー5選を紹介しています。また、コーティング車を洗車する際の注意点も紹介しているので、これを読んでコーティングに優しい洗車を心がけましょう。
通常のカーシャンプーとの違い

コーティング車用と通常のカーシャンプーの違いは、「成分」と「濃度」です。ワックスやコンパウンドが入っているとコーティング被膜を傷める原因となります。また、酸性やアルカリ性は洗浄力が強くコーティング被膜を溶かすリスクがあり危険です。
コーティング車には中性シャンプーを!
「コーティング車専用」のカーシャンプーには、被膜を傷めないようワックスやコンパウンドが含まれていません。また、コーティング成分を溶かさないよう中性を使用し洗浄力を弱めにしています。そのため、全塗装色対応でコーティング被膜に悪影響を与えることがなく安心して使用できます。
コーティング車用シャンプーおすすめ5選
WILLSON┃泡仕立てシャンプー
環境に配慮した洗剤として人気の天然ヤシ油成分を使用。濃密で弾力性の高いシルキーな泡がクッションの役割を果たし洗車キズ防止に効果的。さらに、すすぎ成分であるポリオールが配合されており水をかければサッと流れ落ちるので、汚れの原因となる「すすぎムラ」を減らし作業時間も短縮できます。
便利な計量キャップ付きでシャンプーの使い過ぎを防止し、衣類洗剤のような爽やかな香りで洗車が楽しくなるのもポイント。
内容量 | 800ml |
使用回数 | 中型車約25回分 |
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ソフト99┃エクストラゴールドシャンプー

シャンプーするだけで効果の弱まったコーティング被膜を修復し、艶を蘇らせる便利なアイテム。状態の良いコーティングに使用した場合、コーティングを保護し劣化を抑える働きをします。使用後は施工済みのコーティングの親水・疎水タイプに関わらず、撥水効果が約1ヶ月持続します。
内容量 | 750ml |
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キーパー技研┃コーティング専門店のシャンプー

「陰イオン」と「両性イオン」の2種類の界面活性剤が独自配合され、泡立ちが良く非常に滑らかです。ボディ・コーティング被膜を傷めず、汚れだけでなく黄砂や軽い水アカまでスッキリ落とせるのが特徴。
コーティング専門店の「KeePer技研」の定期メンテナンスでも実際に使用されており、KeePerコーティング施行車との相性は抜群。
内容量 | 700ml |
使用回数 | 約15回分 |
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プロスタッフ┃コーティング強化シャンプー
美しい程のまばゆい艶の「特殊シリコーン」と見違えるような気持ちいい水弾きの「ケイ素系ポリマー」を配合。コーティング被膜を傷めず、水アカ・汚れのみをしっかりと洗浄し、劣化したコーティング効果を復活・強化します。 また、紫外線吸収剤により太陽光からのボディーの劣化を防ぎます。
内容量 | 800ml |
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プロスタッフ┃ファインフォームカーシャンプー

新配合のホイップフォーム成分により、今までに無い程のボリューム感溢れる濃密泡を実現しボディにも手にも優しい。たっぷりの濃密泡を使った手洗い洗車は非常に気持ちよく、泡持ちが良いので洗車がスピーディー。
さらに、キレート剤配合により洗車時のシミを防止し、ウォータースポットになりにくいので美しさを保てます。
内容量 | 1000ml |
使用回数 | 中型車約25回分 |
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コーティング車を洗車する際の注意点
施工後1ヶ月間は「水洗い」に留める
施工から3~4週間以上経過していないコーティング車は、未硬化の可能性があります。完全硬化までに洗車すると、性能が低下してしまいます。完全に硬化するまでは、汚れが付着しても拭き取りか洗剤を使わずに水洗いしてください。
ただし、熱乾燥を施すと硬化時間を早められるため、時間を空けずに洗車が可能です。その場合は、施工担当者の指示にしたがって洗車することをおすすめします。
汚れが付着したら放置せず洗車する
車に限らず汚れを放置すると、固着し落とすのに強力な洗剤が必要になります。また、汚れが酸化するとコーティングの劣化を早めるため、時間が経過するほど「洗剤」と「汚れ」によるダメージを受けやすくなります。
付着したばかりの汚れなら水で落せるケースが多いので、気付いたタイミングで良いので、できる限り早めに除去しましょう。
水道水は乾く前に拭き上げる
水道水には、水垢の要因となる成分(カルキ、塩素、カルシウムなど)が含まれています。拭き上げ前に乾くと固着し、ウォータースポットとしてボディにこびり付いてしまうと簡単には落とせなくなってしいます。洗車後はしっかりと水分を拭き上げましょう。
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