タイヤを購入する時に重要となるのがタイヤサイズの確認です。近年、安くタイヤが購入できるネット通販を利用する方が増えていますが、タイヤに触れる機会が少なく以下の悩みを抱えている方もいると思います。
・タイヤサイズの調べ方が分からない
・数字や記号の意味が分からない
そこで本記事では、タイヤサイズの確認方法と表記の見方を解りやすく解説しています。タイヤの購入を検討している方はぜひ参考にして下さいね。
タイヤサイズ表記の見方
タイヤに刻印されている数字やアルファベットには様々な情報が記されているため、それぞれの意味を紹介します。
タイヤサイズの表記は「225/65R15 94H」の場合、【1】225はタイヤ幅(㎜)【2】65は扁平率(%)【3】Rはラジアルタイヤ【4】15は適合ホイールリム径の大きさ(インチ)【5】94はタイヤの最大負荷能力を表す指数(ロードインデックス)【6】Hはタイヤが走行できる最高速度を示す記号(スピードレンジ)を表しています。
タイヤサイズの確認方法
タイヤサイズは①装着しているタイヤ、②タイヤの空気圧ラベル、③取扱書と3つの確認方法があるためそれぞれ解説していきます。
装着しているタイヤ
最も簡単かつ確実なのは愛車に装着されているタイヤで確認することです。タイヤ本体の側面(サイドウォール)にタイヤのメーカー名や製品名、製造番号とともにサイズが記載されています。
サイズ表記を見る際の注意点
一般的な乗用車の場合4輪とも同じタイヤサイズです。しかし、後輪駆動方式(FRやMR)や一部輸入車など、前後輪でタイヤサイズが異なる車種もあるため、前後のタイヤをチェックしましょう。
タイヤの空気圧ラベル
空気圧ラベルとは、タイヤサイズとその適正空気圧を明記したラベルのことです。一般的な国産車は運転席側のフロントドアを開けた開口部(ドアもしくはボディのインナーパネル)に貼られています。
空気圧ラベルで調べる際の注意点
(1)同じ車種でもグレードやオプションによってタイヤサイズが異なる場合は、複数のサイズが記載されています。
(2)純正のタイヤサイズが表記されているため中古車で買った場合など、純正サイズ以外のタイヤが装着されているケースがあります。
そのため、上記の装着しているタイヤを見る方法と照らし合わせるようにしましょう。
取扱書
取扱書は車のダッシュボードなど車内に保管されており、目次を開いて車両情報などと書かれているページに純正タイヤのサイズが表記されています。
取扱書で調べる際の注意点
空気圧ラベル同様、タイヤサイズが異なる場合でも同一車種であれば取扱書は共通であることです。そのため、取扱書には複数のタイヤサイズが記載されており装着しているタイヤを見る方法と照らし合わせるようにしましょう。
まとめ
タイヤ選びをする際には、車の性能を最大限に発揮するためにもメーカーが指定しているタイヤサイズのものを選びましょう。
サイズを確認するのに、最も簡単かつ確実なのは愛車に装着されているタイヤで確認することです。中古車の場合などは、タイヤの空気圧ラベルと一緒に照らし合わせてみると良いでしょう。
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