【タイヤの寿命】交換時期の目安と4つのチェックポイントを3分で解説

タイヤは路面と接している唯一の部品で、安全な走行をするために重要な役割を担っています。寿命が過ぎたタイヤを使用し続けた場合、重大な事故やトラブルの原因となるため適切な時期にタイヤ交換が必要です。

そこで今回は、タイヤ交換時期の目安と寿命、スリップサインの見方を解説しています。安全なカーライフを送るためにも適切な時期にタイヤ交換しましょう。

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タイヤ交換の重要性

溝がない状態や劣化によるひび割れ・亀裂があるタイヤを使用し続けた場合、以下のような重大な事故やトラブルの原因となります。

快適性と燃費の悪化

タイヤは柔らかいゴムでできていますが、劣化が進むとタイヤ表面の柔軟性が低下し固くなるのです。そうすると、タイヤが衝撃や振動を吸収しにくく乗り心地の悪化や、走行時の不快な騒音の原因になります。

また、走行時にタイヤが変形せずエネルギーロスが生じ燃費が悪化します。

トラブルや事故の原因

溝が浅くなると排水性能(ウェット性能)が低下し、濡れた路面を走行中タイヤと路面の間に水が入り込み摩擦力が失われ、ハイドロプレーニング現象(タイヤが道路から浮き上がる)が起こり、タイヤが滑りやすくスリップを招く原因となります。特に雨や雪の日はスリップによる事故が増える傾向にあるため危険です。

摩耗タイヤの検証(JAFユーザーテスト)の結果によると、タイヤの溝がない状態で濡れた路面を走行すると制動距離が大幅に伸びています。また、速度が上がるにつれハイドロプレーニング現象が起こりやすいため、注意しましょう。

また、劣化によるひび割れは骨格を形成する部分(カーカス)が破裂し、バーストの原因となります。

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タイヤの寿命とスリップサイン

引用:カースタレンタカー

溝が1.6mmになると寿命

タイヤの溝は、「いずれの部分においても1.6mm以上の深さを有すること」と道路運送車両法の保安基準により定められています。残り溝が1.6mm以下のタイヤを装着し続けた場合、「制御装置等の整備不良」となり反則金9000円と点数が2点累積(加算)され、車検を通すこともできません。

スリップサインがでたら即交換

スリップサインとは、タイヤの使用限度となる溝の深さ1.6mmを示しています

出典︰BRIDGESTONEタイヤサイト

一般的なタイヤには、スリップサインが6ヶ所あります。まずは、タイヤの側面にある三角形(△)のマークを探し、△のマークから底面への延長線上にスリップサインが現れます。スリップサインはタイヤの全周に複数設置されているので、全て確認が必要です。

経年劣化による寿命

タイヤを使用していなくても時間の経過とともに亀裂やひび割れが起こります。その経過は5段階に分かれていおり、基本的にクラック(ひび割れ)がタイヤ内部のカーカスと呼ばれる骨格部分にまで達しない限り継続的な使用が可能です。

出典︰JATMA(日本自動車タイヤ協会)『タイヤ安全ニュースNo.72』

上の写真のレベル1~2は継続的な使用が可能な段階、3~4も継続使用は可能ですが、ここまでひびが入っている場合は日常点検での経過観察が必要となります。

出典︰カーナリズム

レベル5に達していたら要注意です。この状態になると、パンクの危険性が高く最悪の場合は走行中にバースト(破裂)する恐れがあるので、速やかな交換が必要になります。

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タイヤの交換時期を確認する4つの方法

引用:カースタレンタカー

タイヤの交換時期となるおおよその目安は3つあり、「タイヤの製造年・タイヤの摩耗度・走行距離」から判断できます。いずれかの目安が近づいたら交換を検討しましょう。

タイヤの製造年を確認する

タイヤの製造年は、サイドウォール部と呼ばれる側面部分に表示されています。

                                   

タイヤの製造年は4桁の数字で表されており、下2桁が製造年を、上2桁が週を示しています。たとえば「3320」と刻印されていた場合、そのタイヤは2020年の33週(8月10日~8月16日)に製造されたことを意味しています。

タイヤの摩耗度をチェック

10円玉でおおよその目安がわかります。10側をタイヤの溝に差し込み10の数字が全て見えていると4.0mm以下となり、タイヤ交換を検討しましょう。

残り溝を正確に測りたい場合は、専用の測定器「デプスゲージ」がおすすめ。1つ持っているだけで、ずっと使えるので安心。

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溝は4.0mmから著しく性能が低下するため交換を検討しましょう

出典︰自動車用タイヤの選定、使用、整備基準より(資料:2020年 JATMA)

JATMAの資料によると、溝が4.0mmになるとタイヤの性能が低下し、制動距離(ブレーキをかけてから完全に停止するまでの距離)が伸びるとされています。

走行距離から交換時期を把握する

新品タイヤの溝は、ブランドやサイズにより異なりますが約8.0mmで、 一般的に5,000km走行で1.0mmほど摩耗すると言われています。そのため、走行距離が20,000kmになると残りの溝はおおよそ4.0mmとなります。

インパネと呼ばれる運転席前面のパネルに測定計器が備え付けられており、走行距離はODO(オド)メーター、区間走行距離はTRIP(トリップ)メーターに表示されているので確認しておきましょう。

走行時の感覚から判断する

ブレーキの効きが悪くなった、制動距離(ブレーキをかけてから完全に止まるまでの距離)が伸びた、雨の日の運転で滑りやすくなった、ロードノイズが大きくなった等の症状を感じるようになった時は、タイヤ交換の時期かもしれません。タイヤの点検を行って状態を総合的に判断する必要があります。

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まとめ

タイヤは、車の基本性能を支える重要なパーツです。性能が低下した状態で使用すると重大な事故やトラブルが起こる可能性が高く、未然に防ぐためにも定期的なタイヤ点検を心がけ、最適な時期に交換を実施しましょう。

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