【タイヤを長持ちさせる】7つの方法を3分で分かりやすく解説!

タイヤは消耗品のため定期的な交換が必要ですが、高額なタイヤはできる限り長持ちさせて交換頻度を減らしたいのが本音ではないでしょうか?同じ車・同じタイヤ・同じ走行距離でも、メンテナンスや車の使い方次第で寿命が大きく変わるため、日頃からタイヤにも気を配りたいですね。

そこで今回は、タイヤを長持ちさせるメンテナンスの方法と車の使い方を紹介しています。この方法を実践すれば確実にタイヤが長持ちするので、是非参考にしてみて下さい。

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メンテナンス方法

タイヤの空気圧チェック

空気圧が低くなった状態で走行すると、タイヤの接地面積が大きくなり転がり抵抗が大きくなるため燃費が悪化します。逆に高過ぎても偏摩耗の原因となるため、空気圧は自動車メーカーが指定している数値にしましょう。

JATMA(日本自動車タイヤ協会)によるとタイヤ内の空気は1ヶ月間で5%(10~20kPa)が自然に抜けるとされています。そのため、月1回を目安にタイヤの点検を行い、愛車にあった最適な空気圧にしましょう。

タイヤの空気圧は目視しただけではどれくらい減っているか正確に判断できないので、必ずタイヤ空気圧を計測するゲージで測定しましょう。ご自分でエアゲージを使って空気圧を測る場合は、安くて初心者にも使いやすい「エーモン」の測定器がおすすめ。

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タイヤのローテーション

引用:タイヤ館

タイヤローテーションとは、現在のタイヤの位置を変えることです。タイヤは外から見ると同じ減り方をしているように見えますが、前輪と後輪の減りのスピードが違ったり、左右に偏りが起きてしまいます。特に、前輪駆動の場合は『前輪60%に後輪40%』の負荷がかかり前輪に偏りが発生しやすいです。

偏摩耗を防ぐためにも5,000km~10,000km(オイル交換時期)を目安に定期的なタイヤローテーションを行うことでタイヤが均等に減っていくので、より最後までタイヤを使い切ることが可能です。

引用:BRIDGESTONEタイヤサイト

ただし、タイヤのローテーションにも工賃が発生するので、ご自分で行うか夏タイヤと冬タイヤを入れ替えると同時にローテーションをすると経済的です。

タイヤは水洗いする

タイヤにはゴムのひび割れを防ぐ老化防止剤が含まれており、タイヤ内部から表面に出てくるようになっています。しかし、ホイールクリーナーやタイヤワックスを使用すると綺麗にし過ぎてしまい、タイヤ表面の劣化防止剤も一緒に除去してしまうためタイヤが劣化しやすく寿命を縮める原因となります。

また、タイヤサイド部は乗り心地を確保するため柔らかく作られています。そのため、ゴシゴシ擦ったり過度な洗浄はタイヤ表面だけでなく内部も痛めるため注意しましょう。

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車の使い方

ゆとりのある運転を心がける

『急発進・急ブレーキ・急カーブ』などの「急」が付く粗い運転は、危険なだけでなくタイヤに大きな負担がかかり摩耗を早める原因となります。

そのため、時間や心に余裕を持ち制限速度を守って適切な車間距離を保つなどゆとりのある運転を心がけましょう。

定期的に動かす

タイヤは路面からの衝撃でゴムが伸び縮みを繰り返し柔軟性を維持しています。そのため、長期間乗っていないとゴムの硬化や接地面の一部だけに負担がかかり、変形や偏摩耗の原因となるため注意しましょう。

また、長期間放置した場合タイヤの空気圧が低下しタイヤが潰れた状態になるためタイヤの変形度合いが大きくなります。

駐車場所を工夫する

タイヤのゴムは紫外線とオゾンに弱く、経年劣化を早める原因となります。そのため、直射日光や森林をできる限り避けられる場所やガレージで駐車するのが理想です。

また、車止めに乱暴に当てたり押し付けた状態で駐車した場合も少しずつですがダメージが蓄積されタイヤに傷や変形を作る原因となります。そのため、車止めに当たらずに駐車するのが理想です。

不要な荷物は積まない

重量が増えるとその分タイヤへの負荷が大きくなるため、タイヤへの負担を減らすためにも不要な荷物を積まないようにしましょう。さらに、ガソリン30Lは22kgの重さになるため、遠出をしないなら満タンにしないのもタイヤへの負担を減らす方法です。

また、環境省エコドライブ10のすすめによると、荷物が100kg増えると3%程度も燃費が悪化すると言われています。

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まとめ

タイヤにかかる負担を軽減することで、燃費が向上しタイヤが長持ちするのでコスパが高くなります。さらに、ゆとりのある運転は交通事故の防止に繋がるなど安全性の向上にも効果があるので是非、実践してみましょう。

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